P-711 UV樹脂加工塩ビ系床材対応ベースコート

高耐久・密着強化下地剤

UV樹脂加工床材と一般床材では、ワックスの密着の特性が異なります。
UV樹脂加工を判別することは難しく、乾式・耐水密着トラブル双方に対応した「P-711」 により、安心して床メンテナンスを行えます。

※UV樹脂加工されたフローリングには「ハイテクフローリングシリーズ」 のワックスを必ずご使用ください

製品概要

P-711 UV樹脂加工塩ビ系床材対応ベースコートは、トラブルが起こりやすいUV樹脂加工の化学床でも、優れた耐水性で水の侵入を防ぐ特殊ポリマー構造で、密着度を上げます。

規格

18L

標準使用量

1440㎡/原液使用/箱

JANコード

4903339 610239

製品コード

610238

製品特長

抜群の密着性で、新規物件の引き渡し清掃、また既存物件ではラミネートタイプ、UV加工床への施工に適しています。

用途・使えない素材

使い方

(1)原液使用

(2)標準使用量:

80㎡/L 1箱で約1,440㎡が塗布できます。(1回塗り)

(3)作業手順:

①粗ゴミ除去…自在ボウキやダスタークロスなどを使用して粗ゴミを除去します。

②洗浄…洗浄作業を行います。
★ご使用になる洗剤、ハクリ剤の使用方法をよく読んで、作業を行ってください。

●ワックスが塗られていない場合:洗剤「NEWプロインパクト」30倍希釈液(原液1:水29)と緑パッドを用い、ポリッシャーで丁寧に洗浄します。
●古い樹脂ワックスを除去する場合:ハクリ剤「ドラゴンリムーバー2」20倍希釈液(原液1:水19)または「がってん!2」10倍希釈液(原液1:水9)と茶パッドを用い、ポリッシャーで洗浄します。

★注意:UV樹脂加工された化学床は、ハクリ剤によりベタツキや黄変を起こす可能性がありますので、必ずご使用になるハクリ剤の標準希釈倍率を守り、ハクリ剤を塗布してから30分以内にハクリ汚水を回収するようにしてください。

③汚水回収…吸水バキュームなどで洗浄後の汚水を回収します。

④水拭き…清浄なモップで洗剤分が残らないよう十分に水拭きを行います。

⑤乾燥…送風機などで床面を十分に乾燥させてください。ハクリ作業後にベタツキが残っている場合には、ベタツキが治まるまで十分に乾燥させてください。

⑥ワックス塗布…清浄な塗布用モップにワックスを十分にしみ込ませ、均一にムラなく塗り広げます。塗布間隔(30分間程度)をおいて、1~2層塗布します。仕上げに樹脂ワックスを1~2層塗布します。

⑦乾燥…送風機などで床面を十分に乾燥させ、完全に乾燥するまで歩行は避けてください。

★使用したモップやバケツなどの道具は、作業が終わったら速やかに洗って乾燥させ、清浄な状態で保管してください。

使用上の注意

  • 用途以外には使用しないでください。

  • 古い樹脂ワックス塗膜を残したままの使用は性能の低下につながりますので完全に除去してから使用してください。

  • 他の種類(水性・乳化性・油性ワックスタイプ)のフロアーポリッシュを使用してきた床には塗布しないでください。大変滑りやすくなり危険です。

  • 新築引き渡し時に水性ワックスタイプが薄く塗られている場合は、「NEWプロインパクト」10倍希釈液(原液1:水9)などを用いて使用方法の「(3)作業手順」に従って十分に除去した後、塗布してください。

  • 塗布するモップは専用のものを使用し、使い終わったら水で十分にすすいで乾燥させた後、保管してください。

  • ワックス塗布後は十分に乾燥するまで歩行を禁止してください。

  • 床面の温度が5°C以下の場合には、使用を避けてください。

  • ワックスが塗装面や金属面に付着した場合は、速やかに水を含ませたきれいな布で十分に水拭きして取り除いてください。

  • ワックスが衣服や靴に付着した場合は、そのままにせず速やかに水で十分に洗い流し、乾燥させてください。

  • 一度容器から出したワックスは、再び元の容器に戻さないでください。雑菌が入り、腐敗の原因となります。

  • 別の容器に小分けする場合は、あらかじめ十分に洗浄し、製品名を明記した専用の容器を用いてください。

  • 他のワックス類や洗剤類などとの混合や混合使用は絶対に行わないでください。性能の低下などを起こす恐れがあります。

  • 塗布作業などで残ったごく少量のワックスを廃棄する場合は、十分に水で希釈して浄化設備に通じる排水口に流してください。この際、排水管の目詰まりに注意してください。

  • 大量のワックスを廃棄する場合は、内容を明確にした上、産業廃棄物処理業者に処理を委託してください。

  • モップやワックスを小分けにした容器の洗浄液を廃棄する場合は、必ず浄化設備に通じる排水口に流してください。

  • 凍結する恐れのある場所や40°C以上の高温になるところには保管しないでください。(保管期限:未開封の状態で製造日より2年・製造日は正面下部に記載してあります。)

  • ご使用後の製品は、必ずキャップを締めてください。

★ここに記載された以外の詳細事項については、安全データシートまたはカタログなどをご参照ください。