FPC リメイク S

プロテクションコート皮膜除去剤

ウレタンの溶解力に優れたプロテクションコート皮膜除去専用のリンスフリータイプの強力な皮膜除去剤です。

第4類 第3石油類(水溶性)危険等級III 火気厳禁

製品概要

ウレタン配合タイプのプロテクションコートのために設計された専用除去剤です。

規格

18L

標準使用量

1,350㎡/15倍希釈/缶

JANコード

4903339 703979

製品コード

703970

 *本製品はプロテクションコート専用です

製品特長

FPC リメイクSは、プロテクションコート専用の皮膜除去剤です。
標準希釈倍率が15倍で経済的、低臭なので作業中も安心です。

導入事例

株式会社JR東日本テクノサービス 様

導入事例 株式会社 JR 東日本テクノサービス

鉄道車両の弾性床で、ワックスより長周期の管理が期待できるFPCプロテクションコートの導入事例です。

導入事例ダウンロード

用途・使えない素材

使い方

(1)標準希釈倍率:

・15倍希釈(原液1:水14)

・厚塗りでバフィングを継続的に行った古い強固なプロテクションコートの除去作業:

 10~15倍希釈(原液1:水9~14)

★標準希釈倍率より濃く使用すると、ハジキなどの現象により除去むらが生じることがあります

(2)標準使用量:

1㎡当たり希釈液で200mLが目安です(15倍希釈の場合、1缶で約1,350㎡が洗浄できます)

(3)作業手順:

①希釈…塗布されている環境状況に応じて、水または40°C以下の湯で希釈します
②ゴミ除去…自在ボウキやダスタークロスなどを使用して粗ゴミを除去します
③除去剤塗布…洗剤専用モップなどを用いて、除去剤希釈液を床面に塗り残しのないようにたっぷりと塗布します

★塗り残し部分は除去されませんのでご注意ください

④放置…除去剤が十分に浸透し、床面のスベリがおさまるまでしばらく放置します
(一度塗布した後、すぐに再度塗布するとスベリのおさまりが早くなります)
全作業が完了するまで床面が乾かないよう注意します
乾いてしまった場合は除去剤希釈液を塗り足し、⑤から作業してください
⑤洗浄…茶パッド、または黒パッドを装着したポリッシャーなどで洗浄します
⑥汚水回収…乾かないうちにフロアスクイジーや吸水バキュームなどで汚水を回収します
⑦水拭き…残った汚水が乾かないうちに清浄なモップで水拭きします
⑧乾燥…送風機などを用いて床面を十分に乾燥させます(乾燥後、プロテクションコートを塗布します)

★使用したモップやバケツなどの道具は、作業が終わったら速やかに洗って乾燥させ、清浄な状態で保管してください

★必ず使用上の注意と応急処置を読んでから使用してください

★液が付着したり目に入った場合、ただちに多量の水で十分に洗い流してください

使用上の注意

  • 【リスクアセスメント対象製品】 使用前に必ずSDSを確認し、呼吸用保護具、不浸透性の手袋・保護衣、ゴーグルなどを使用してください。

  • アルミニウム、鉄、真ちゅう、銅、亜鉛、すずなどの金属との接触を避けてください。

  • 用途以外には使用しないでください。

  • 除去剤を希釈する際に、除去剤を後から入れると十分に混ざらないことがあります。この場合は攪拌を行って混ぜてください。

  • 床材によっては変色や脱色を起こすことがありますので、目立たない場所で確認してからご使用ください。

  • 新規施工時のタイル下の接着剤が硬化する前に除去剤を使用すると、タイルが剥がれやすくなりますので、使用は避けてください。

  • 除去作業後の汚水が床面に残留するとプロテクションコートの光沢や耐久性に悪影響を及ぼしますので、汚水は確実に回収してください。

  • 一度容器から出した除去剤は、再び元の容器に戻さないでください。他の洗剤とは混ぜないでください。性能の低下や発熱などを起こす恐れがあります。

  • 除去剤希釈液が什器・備品の下に流れ込んだり、ガラス面などに飛散しないように、十分な養生を行ってください。白木などは揮発成分により変色する恐れがあるので、作業内所周辺は十分に養生してください。

  • 作業で残った少量の除去剤希釈液および汚水を廃棄する場合は、中和した後、少量ずつ浄化設備に通じる排水口に流すか、内容を明確にした上、産業廃棄物処理業者に処理を委託してください。

  • 除去剤原液や大量の希釈液および汚水を廃棄する場合は、内容を明確にした上、産業廃棄物処理業者に処理を委託してください。

  • モップやバケツなどの除去剤を含んだ廃液を廃棄する場合は、必ず浄化設備に通じる排水口に流してください。

  • ご使用後の製品は、必ずキャップを締めてください。

★ここに記載された以外の詳細事項については、安全データシートまたはカタログなどをご参照ください。