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リンレイアワード

リンレイアワードとは

「日本のキレイ」をテーマにした短編小説公募プロジェクトです。
優秀作品は毎月当ページにて全文を公開いたします。詳細はこちら

NEWリンレイアワード 作品大賞 最終候補15作品

『箒』九(いちじく)

妊娠の報告をするため、実家に帰省した林山サトミ。新しい命を授かったことへの喜びがある一方、初めての妊娠に不安を感じている。その不安を母に伝えた次の日、目覚めると足元の壁に逆さまにした箒が立てられていた。それは、無口な父からのプレゼントだった。

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『おばあちゃんのこと』中村一子

僕はおばあちゃんとお姉ちゃんと3 人で暮らしている。月に2度ほどしか帰ってこない単身赴任の両親が、僕の中学の卒業式に出席するために帰ってきた。そこでおばあちゃんが「掃除のお婆ちゃん」として、教育委員会から表彰されるハプニングが待っていた。

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『吐き出す』暮村佐人

性格の不一致が原因で別れ、同棲を解消することになったアラサーカップルの結と聖人。引っ越す前に部屋を掃除していると、自然とこれまでを振り返って本音を言い合う流れになる。掃除したエアコンから黒い汚れが吐き出されるように、ふたりの間の空気の淀みもなくなり、やり直すことを決意する。

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『雨音の涙』井門よう香

娘の加奈の結婚が二か月後に迫り、寂しさに溜息をついてしまう私。ある雨の日、勤務先の老人ホームに入居している高見さんが、嫁入り道具の座敷箒で掃除をし、何度も救われたと話してくれた。その話を聞き、私は何か大事なものを忘れている気がて、加奈と二人で大掃除をすることにする。

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『フィラメントな夜』もりまりこ

笠井雫という名前がどこかしっくりしなかった5年間にピリオドを打った。それでも心の中では、なにかがもやっていた。片付け物をしながら、古ぼけたハガキをみつける。20年後に小学校で逢いましょうというメッセージ。意味もなく指折り数えるとその日付はちょうど、1週間後にせまっていた。

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『家族会議と魔法の書』日根野 通

昭和の匂いを残す古い家に一人の女がやってくる。かつてこの家で育った男の妻となり、新居に選んだこの家を掃除すべく、女はやってきた。その様子を伺い、彼女を見定める「家族」達。女は祖母から受け継いだ本を使って、掃除を始める。「掃除は儀式である」その言葉の意味を考え、感じとりながら、女はキレイで家を蘇らせ、「家族」に認められていく。

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『朝の花火』室市雅則

就職活動を目前に控えた男。履歴書に記入できることがなく、埋めるための要素として「ボランティア」を勧められるが腰が重い。気晴らしに花火大会に行ったのだが、酔って寝てしまい海岸で朝を迎える。

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『ようこそ、私の部屋へ』三浦雅行

千佳子は洗剤・ワックスなどを製造する会社のOL で、後輩の健一と交際を始める。健一は一人暮らしの千佳子の家に行きたがるが、千佳子は頑なに拒絶する。実は千佳子の部屋はゴミ屋敷だった。不信感を募らせる健一を前に、千佳子は途方に暮れるが、友人の遥香に連絡して部屋を片付け始める。

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『あなたの心に花がさく』ちゅん助

金曜日は、週で一番家の中が汚れている。母子家庭の女が疲れきって家へ帰ると、小学生の娘たちが食器を洗い、洗濯物をたたんでくれていた。翌日の土曜日は、家族で掃除の日にし、布団を干したりする。綺麗になった部屋にお手伝いのご褒美で買ったチューリップを飾る。人が美しいと感じる時とは… … 。

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『我が家のお掃除大作戦』萩野燕

東京から地元へと単身赴任で戻る『僕』を待っていたのは、妻と息子の武史と、小さな小さな新しい家族だった。命を育てる不安、思いがけなく始まるお掃除大作戦。たった週週間の出来事が息子を、そして『僕』を変えた。

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『こびりついたものが、ふきとれて』公乃まつり

産休から復帰して、今ドキの働くママデビューをした結衣。かわいいけど一時も目を離せない息子、協力的なのにどこか抜けてる夫との生活に、疲れきった結衣の肌はボロボロに。こうして妻からママになっていくのかな。そんな余裕のない家族の日常に、特別な時間をくれたのは彼だった。

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『お掃除のおばさん』斉藤砂糖子

15歳の僕に起きた出来事。それは21歳の僕に、小さくて大きな変化をもたらしたんだ。

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『日本のきれいを海の向こうから来たあなたへ』寺田 晃(てらだ あきら)

子供たちが巣立ち生きがいを失いどん底の妻・涼子。家族が立ち上がり留学生を迎えることで妻の輝きを取り戻そうとする。涼子は留学生のアニタと接することで日本人の中に在るきれいの原点を意識していく、そしてアニタも触発され日本のきれいに魅了されていく。

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『傷と後輩』和織

苗田は同じ清掃会社で働く後輩の今野を家に招待した。話してみると、その後輩は苗田が思っていたのとは全然違う人物のようだった。苗田自身へ対する想いや、その想像力や観察力にも、ドキリとさせられる。やがて今野はフローリングについた傷について、苗田を問い詰め始めた。

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『縁側』石塚勝利

仕事場で大怪我をした父に代わり、両親の故郷石川まで法要に向かうことになった亮輔は、まだ幼いいとこの夏帆を連れて夏の能登半島へ。光と陰、青と緑に彩られる北陸の夏。子供の頃によく遊んだその景色の中、なつかしい伯母の笑顔と変わらない「縁側」に、疲れた亮輔の気持ちはほどけてゆくのだった。

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10月期優秀作品

『Shall we ワックス?』曽我部 敦史

清掃会社に勤める徳永は、ある夜、ワックスの塗り直しに行くよう指示される。現地の病院に向かった彼は、廊下に残された大量の足跡を発見する。不審に思いながらも、順調に作業を進める徳永。すると、病室から老人が現われ、ワックスの上を勝手に歩き出してしまう。そのとき、徳永がとった行動とは?

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『あなたの心に花がさく』ちゅん助

金曜日は、週で一番家の中が汚れている。母子家庭の女が疲れきって家へ帰ると、小学生の娘たちが食器を洗い、洗濯物をたたんでくれていた。翌日の土曜日は、家族で掃除の日にし、布団を干したりする。綺麗になった部屋にお手伝いのご褒美で買ったチューリップを飾る。人が美しいと感じる時とは… … 。

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『ありがとう』広瀬厚氏

とても天気の良い休日の午前、私は散歩に出かけた。散歩の途中、車のワックスがけをしている高橋さんに挨拶をした。日頃使用している物に感謝をして綺麗にする事は良いものだと高橋さんは言う。そう言えば私が子供の頃、父親も同じような事を言っていたなと思い出す。

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『いつもどおり』山名美穂

ふたりの幼い子を持つ主婦の詩織は、家の汚れを指摘した夫と大ゲンカになる。夜中にひとり酒を飲みながら、家族のための掃除だけで過ぎていく毎日を嘆いていると、長子が昔作った、壁の消えない染み「壁神様」が声をかけてきて…。

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『おじいちゃんの柿』鴨カモメ

中学生の愛美は無口で怖い顔の祖父が苦手だった。祖父が手入れをしている柿の木は秋になると甘い実をつけ、庭に葉を落とす。祖母はその落ち葉をいつも丁寧に竹箒で掃除していた。亡くなった祖母の代わりに落ち葉掃除を引き受けた愛美は、柿と竹帚を通して祖父の本当の心を知っていく。

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『おばあちゃんのこと』中村一子

僕はおばあちゃんとお姉ちゃんと3 人で暮らしている。月に2度ほどしか帰ってこない単身赴任の両親が、僕の中学の卒業式に出席するために帰ってきた。そこでおばあちゃんが「掃除のお婆ちゃん」として、教育委員会から表彰されるハプニングが待っていた。

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『キレイナモノ』洗い熊Q

彼女は小学校当時、ただ綺麗好きな人だと思っていた。だが実際はその事には意味があり、正しいことだと思い知らされる。

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『ココロ・コート』間詰ちひろ

真希が朝起きるとバイトの連絡が入っていた。そのバイトはとある条件をかかえた掃除の手伝いをして欲しいというもの。父を亡くし、悲しい気持ちを抱えていた真希は、そのバイトの手伝いをすることに決めたのだった。

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『しみ』酒井章文

亡くなった祖母の古い家に住む二十三歳の私は、ある日家の柱にしみができていることに気がつく。拭いても擦ってもとれない変色の謎を解くため、あれこれ探ってみる私だが……。

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『ターンオブフェイト』川瀬 七貴

親友である亮とバンドを組み、高校卒業後は上京を夢見ている俺。ある日、クラスメイトの超真面目女子、水沢に公園の清掃ボランティアに誘われる。断りきれなかった俺は渋々参加するが、そこには思いがけない人との縁があり…。

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『タワー』木村菜っ葉

騒がしい「ホーム」から凜は僕を連れ出した。凜と話すことも無く、ただ一方的に見つめるだけの幸せな日々は過ぎていく。そんなとき時、凜に忍び寄る黒い影。日に日に大きくなる影は僕にだけ話しかけて来た。僕は本当に何もできないのか。凜はいったい僕を何の為にここに連れて来たのだろう。

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『ぱっぱ』紅緒子

34歳のOLりなはゴミ屋敷で、仕事も恋愛もぱっとせず荒んだ日々を送っていた。何でもぱっぱと片づける祖母が生きていた頃は、隅々までキレイな自慢の我が家だったのに……りなは片づけが得意な女友達と共に、祖母と暮らしていた頃の様な美しさを取り戻すため、ゴミと真正面から戦う決意をする。

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『また逢う日まで』もりまりこ

毎月、14日が訪れると栞は酔っぱらっていようが疲れていようが、フローリングを無心に磨くことを課していた。ただひたすら、床を磨くのは。かつて短いあいだ、この部屋で、公一と共に暮らしたことを、忘れないために。

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『メイストーム』霧夜真魚(きりやまお)

高級老人ホームで孫に成りすまし被害総額五十億円というオレオレ詐欺を働いた身元不詳の少年を現行犯逮捕するため、刑事の片瀬は清掃員として老人ホームに潜伏した。偽の孫だと知りつつ受け入れる孤独な老婦人と容疑者の少年との交流から、片瀬は詐欺事件の根幹にあるものを探り出していく。

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『ゆきよさん』下北沢アイノ

セレブ子ども園に子供を通わせる庶民の私は、公園でおばあさんにスマホ操作を教えてと言われ辟易していた。ある日、私はセレブママにランチに誘われ有頂天になる。ランチに向かう途中公園に寄った私は、最近おばあさんがこなくてほっとしているところ、きれいな公園が汚れているのに驚き……。

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『雨の朝』霜月透子

雨の日、わたしは早めに登校する。湿気で濡れた廊下にモップを掛けるためだ。次々と登校する生徒の傘から水が垂れると、またモップ掛け。誰に頼まれたわけでもないのにそんなことをするのは、小学生の頃に見た少女のことが記憶にあるからだった。

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『雨音の涙』井門よう香

娘の加奈の結婚が二か月後に迫り、寂しさに溜息をついてしまう私。ある雨の日、勤務先の老人ホームに入居している高見さんが、嫁入り道具の座敷箒で掃除をし、何度も救われたと話してくれた。その話を聞き、私は何か大事なものを忘れている気がて、加奈と二人で大掃除をすることにする。

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『完璧な挨拶』中村克也

引っ越した先で出会った「完璧な挨拶」をする清掃員と挨拶を交わすうち、私はいろいろなことに気づく。行動も変わる。毎朝挨拶を交わすのが当たり前になったある日、突然、その清掃員は姿を消してしまう。

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『鏡の中のミッチャン』矢鳴 蘭々海

平成七年に起きた阪神・淡路大震災で、当時中学一年生だった陽子は同級生で友人のミッチャンを失った。ミッチャンはとても丁寧に掃除をする心優しい女の子だった。彼女が死んだのは自分にも原因があると考える陽子は、家事代行サービスの仕事で窓の掃除をしながらミッチャンのことを思い出してしまう。

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『幸せを呼ぶ魔法』春日あかね

ライターのサキは上司に言われ「日本のキレイ」についての原稿を書いている。が、なかなか進まず、子どもの頃の思い出に浸ってしまう。そして、いつしか夢の中。そこで体験することから、ついに「日本のキレイ」を悟る。果してそうして完成した原稿の出来は?

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『佐伯さんと約束の橋』守村知紘

近くに横断歩道が出来て以来、ほぼ用済み状態の歩道橋を毎日欠かさず掃除するお爺さんが居た。ただ人の役に立ち、感謝されたいだけなら、もっと良い場所がいくらでもありそうなものなのに。何故そのお爺さんは、そして主人公は、誰も見向きもしないボロボロの歩道橋を掃除するのか?

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『桜が咲く頃 君たちは』香澄ユミ

高校2年生の彩香は、親友のカリンとブンちゃんと楽しく毎日を過ごしていた。ある日、自分たちがまもなく「受験」という人生の節目を迎えることを意識し、未来というものについて考え始める。ある女子高生の、何気ない日常の物語。

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『私の中の迷子の私』川瀬 七貴

子供の頃から何をやっても駄目な私。結局大人になっても駄目なままだった。そんな私を癒してくれるは、あるマッサージ店だ。施術を行う女性は、美人で優しく私の憧れだった。ある日、仕事で追いつめられた私は欠勤し、ついに会社を辞めてしまう。そんな私に彼女が話してくれた衝撃の内容は・・・。

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『集合!』菊武加庫

師走もおしせまっているというのに、十日以上も口をきかないままの夫婦。きっかけがないまま一年で最後から二番目の日曜日が過ぎようとしている。

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『傷と後輩』和織

苗田は同じ清掃会社で働く後輩の今野を家に招待した。話してみると、その後輩は苗田が思っていたのとは全然違う人物のようだった。苗田自身へ対する想いや、その想像力や観察力にも、ドキリとさせられる。やがて今野はフローリングについた傷について、苗田を問い詰め始めた。

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『新しい空間に』拓 斗

ずっと迷っていたことを決めるためにリフレッシュの旅に出た私。そこで思いがけない生物との出会いをしたことで、自分でも考えていなかった方向から気持ちの変化が起こります。心の整理ができ、身を置く場所やその状態の大切さに気付いて、大掃除をしながら今後の人生を新たに考え始めます。

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『生まれ変わりの朝』十六夜 博士

莉央(りお)の家族は皆早起き。窓から差し込む朝の光と、漂うコーヒーの香ばしい香りに包まれるリビング。そんな気持ちの良い朝が莉央は大好きだった。そんなある日、朝の雰囲気が変わっていることを莉央は感じる。一見変わらない朝なのだが……昨日起きた出来事と関係があるのか……

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『掃除は世界を救う?』芹田 アン

明子の息子が通うクラスで「学級崩壊」が起きているという。ハウスクリーニング関係の仕事をする明子は、担任の先生より協力を求められ、保護者会である提案をする。はたして掃除で子供たちの世界は救えるのか…

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『吐き出す』暮村佐人

性格の不一致が原因で別れ、同棲を解消することになったアラサーカップルの結と聖人。引っ越す前に部屋を掃除していると、自然とこれまでを振り返って本音を言い合う流れになる。掃除したエアコンから黒い汚れが吐き出されるように、ふたりの間の空気の淀みもなくなり、やり直すことを決意する。

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『湯の味』長尾優作

長きに渡り、古びた銭湯を守り続けてきた湯本吉蔵は傘寿を迎え、体を心配した息子夫婦に閉店を勧められるが断固拒否。亡き妻との約束を守る為、掃除を欠かさず風呂屋を続けたが、ある時から物忘れが多くなり医師から認知症だと告げられる。大切な思い出を忘れたくないと奮闘するが……。

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『日本のきれいを海の向こうから来たあなたへ』寺田 晃(てらだ あきら)

子供たちが巣立ち生きがいを失いどん底の妻・涼子。家族が立ち上がり留学生を迎えることで妻の輝きを取り戻そうとする。涼子は留学生のアニタと接することで日本人の中に在るきれいの原点を意識していく、そしてアニタも触発され日本のきれいに魅了されていく。

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『破天荒なジャック』広都 悠里

部活をやめてしまった僕、名前を呼ばれただけでびくつく元有名子役、受験を失敗した女装癖のある男子。お互いをコードネームで呼び合う訳ありな職場。この清掃バイトは心の掃除も兼ねた更生プランなのかもしれない。でも生きていれば汚れるのは仕方がない。だから今日もクリーンアップ、ゴー。

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『不思議な清掃依頼』霧赤忍

紗奈は兄と清掃業を営んでいる。ある日、紗奈が帰宅すると兄が仕事を引き受けていた。使っていない診療所を使えるようにキレイにしてくれという依頼内容で、二人は関東から九州へ。山の頂にある診療所に到着し清掃を開始するが、そこは一筋縄ではいかない診療所だった……

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『歩む』池田薫

何となく不安で、憂鬱で、何一つうまくいかない。漠然としたもやもやを抱えた就職活動中の「俺」。何気なく始めた掃除をきっかけに、心が整理され、もやもやが分解されていく。

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『本日はお休みをさせて頂きます』椎堂 栄樹

予期せぬタイミングで入院することになった働き盛りの独身男性である私。思いがけない人生のターニングポイントに現れた一人の女性と、それによって気づいたちょっとしたことで変わる世界。大切なのは驚くほど特別な事ではないと知る。

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『夢』沼田 侑実(ぬまた ゆみ)

寒いのが苦手な美佳。そしてその寒い中に行う年末のイベント、大掃除が待っていた。でも今年はおばあちゃんの為に、あれだけは頑張ろうかな・・・・・・。

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9月期優秀作品

『お掃除のおばさん』斉藤砂糖子

15歳の僕に起きた出来事。それは21歳の僕に、小さくて大きな変化をもたらしたんだ。

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『クリーン・クリーン』柘榴木 昴(ざくろぼく すばる)

マルガリータこと角田鋭士郎は清掃会社の平社員。そしてクイーン・オブ・クリーンこと鈴ノ音凛佳は清掃現場で水着になるちょっと変わった、でも憧れの上司だ。二人は取引先から渡された一本の歯ブラシから最近多発している窃盗事件の解明に挑むことに。

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『こころのたび』あこや真珠

娘の成人式の日、3年前に行った山口への旅行を、ふと思いだした私。母のふるさとで、母の思い出と共に、家族三世代で紡ぐ、イロイロな形のニッポンのキレイ。

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『こびりついたものが、ふきとれて』公乃まつり

産休から復帰して、今ドキの働くママデビューをした結衣。かわいいけど一時も目を離せない息子、協力的なのにどこか抜けてる夫との生活に、疲れきった結衣の肌はボロボロに。こうして妻からママになっていくのかな。そんな余裕のない家族の日常に、特別な時間をくれたのは彼だった。

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『トイレ世界周遊紀行』河野 まりな

「仕事、辞めます!」人一倍行動力がある旅好き女子は仕事を辞めて世界周遊の旅を始めた。そして気づく。トイレに行かない日はないのだと。様々な国のトイレ事情を垣間見たからこそ感じる日本のキレイ。

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『トビラをあけて』ヤスイミキオ

いつも玄関掃除を欠かさなかった母は、「綺麗な玄関は幸せを呼ぶ」と言っていた。けれども、両親は離婚。そんな家庭を見てきた娘は、掃除なんてお構いなしの生活を送るようになる。でも、恋をしたことで、自分のためではなく、大切な人やモノを迎えるための掃除、という行為の大切さに気付くのだった。

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『フィラメントな夜』もりまりこ

笠井雫という名前がどこかしっくりしなかった5年間にピリオドを打った。それでも心の中では、なにかがもやっていた。片付け物をしながら、古ぼけたハガキをみつける。20年後に小学校で逢いましょうというメッセージ。意味もなく指折り数えるとその日付はちょうど、1週間後にせまっていた。

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『ホントのキレイを生活から追求する』金子知香

生きる事を活かすと書いて生活という漢字がある。日常生活のキレイを保つこと、そこに日本の美の根底があるのでないか。化粧や身なりがキレイとか、景色がキレイとか誰が見てもわかりやすい「キレイ」より生活の中のキレイをしたためることで、生きる根本の美を見つめてみたい。

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『ようこそ、私の部屋へ』三浦雅行

千佳子は洗剤・ワックスなどを製造する会社のOL で、後輩の健一と交際を始める。健一は一人暮らしの千佳子の家に行きたがるが、千佳子は頑なに拒絶する。実は千佳子の部屋はゴミ屋敷だった。不信感を募らせる健一を前に、千佳子は途方に暮れるが、友人の遥香に連絡して部屋を片付け始める。

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『わが故郷の深きみどり』東山はるか

中学校を卒業して二十五年、四十歳になった同期生たちが母校の清掃のために集まった。木造の母校は保存され、地域の交流拠点になるという。夭折した同級生・中園芳子の思い出を語らうが、彼女と交際していた川上健司が今回の呼びかけ人だった。作業を終えた彼らは、亡き級友たちに黙とうする。

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『一枚の雑巾』中関令美

綺良羅は東京都の小学一年生。学校は楽しいけれど掃除の時間だけは嫌だった。冷たい水に雑巾を浸すとやってくるゾクっとする寒気。しかし、先生の一言で綺良羅は変わる。そしてアメリカに引っ越すことになった綺良羅は日本のキレイをアメリカに、そして世界に広める夢をもつのである。

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『縁側』石塚勝利

仕事場で大怪我をした父に代わり、両親の故郷石川まで法要に向かうことになった亮輔は、まだ幼いいとこの夏帆を連れて夏の能登半島へ。光と陰、青と緑に彩られる北陸の夏。子供の頃によく遊んだその景色の中、なつかしい伯母の笑顔と変わらない「縁側」に、疲れた亮輔の気持ちはほどけてゆくのだった。

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『掃除道具屋政談』林崎 ちひろ

掃除道具屋の八五郎。行商の途中、とある裏長屋を通りかかったところで、貧しい身なりだがどこか品のある女と幼い男の子に出会う。親子の身の上話を聞いて同情した八五郎は、売上金を置いたまま、そっと長屋を去るのだが…。

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『朝の花火』室市雅則

就職活動を目前に控えた男。履歴書に記入できることがなく、埋めるための要素として「ボランティア」を勧められるが腰が重い。気晴らしに花火大会に行ったのだが、酔って寝てしまい海岸で朝を迎える。

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『八月のスケートリンク』新垣悠紀穂(あらがき・ゆきほ)

子ども病院の看護師・新垣は、入院中のスケート好き小学生・加奈や子どもたちのために、院内に「真夏のスケートリンク」を作って励ますことを計画。若手医師や加奈自身の反対に遭うが、リンクは無事完成。加奈は前向きに手術を受けることを誓う。医師たちも、「本当に大切な事とは何か」を思い出す。

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『美しい輪廻』黒木 鞄

ぼくはハウスクリーニングのプロフェッショナルである。日常も仕事もひとつひとつの所作や決め事が完全にルーティン化されており、完璧である。しかし、女のひと(お客さま)と出会い、「わたしの心もきれいにしてくれませんか」と言われてから、ぼくの鉄壁のルーティンはもろくも壊れていくのだった。

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『僕たちが描きたかったこと』黒瀬 佳代

夏休み、優紀はいじめっ子の坂口たちが浩斗を夜の公園のトイレに呼び出して驚かすという計画を聞いてしまう。優紀も過去に坂口からいじめを受けていた。幼稚園の時に浩斗と壁に絵を描いたことを思い出し、坂口たちが来る前に汚いトイレの壁に絵を描こうと誘う。絵に驚愕した坂口たちも一緒に描き出す。

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8月期優秀作品

『家族会議と魔法の書』日根野 通

昭和の匂いを残す古い家に一人の女がやってくる。かつてこの家で育った男の妻となり、新居に選んだこの家を掃除すべく、女はやってきた。その様子を伺い、彼女を見定める「家族」達。女は祖母から受け継いだ本を使って、掃除を始める。「掃除は儀式である」その言葉の意味を考え、感じとりながら、女はキレイで家を蘇らせ、「家族」に認められていく。

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『みがきあいっこ』伊達巻チカ

長年『みがきあいっこ』競技で良好な関係を保ってきた2つの王国は、初めて断絶の危機に直面する。平和を愛する若きハート王子は、ほんとうに磨きあうべきものは他にあったのだ、と『みがきあいっこ』に先人たちが込めていた真の意味に気づき、両国の未来のために立ち上がる・・・。

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『遠のいた幸せは』岸田奈歩

散らかった部屋で化粧も落とさず寝る琴子の生活は荒れ果てていた。結婚するつもりだった彼にフラれ何もかもがどうでもよくなり、自分から幸せが遠のいていると思っている。休日に母から祖母の家の掃除をするよう強制され、昔ながらの掃除をしながら祖母と過ごすことで琴子の心に変化が起きていく。

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『開かずの窓』星日ト奏

フリーランスのフォトグラファー青木なみの暮らすマンションの管理人、滝川はいつも周辺をキレイに保ってくれている。ある日、ふとしたきっかけで会話すると、実は滝川もかつて写真を撮っていたという。後日、自身の作品を手渡したなみに、滝川が粋なお礼をする。

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『どこかの誰か』室市雅則

全てを諦めると、足が南へと向いた。
降り立ったのはJR西日本最南端の駅。
駅舎もない駅の周りにあるのは畑と海。
御誂え向きだと海へと足を進める。

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『箸休めに乾杯』一井亮治

日本料理店で女三人が意中の男を出し抜かれたと愚痴っている。他方、隣の会席でテレビ番組の脚本チームの二人が連載の構想について話し合っている。そんな折に出された箸休めに口の中を一旦さっぱりさせ主題となる料理を引き立てる役割がある事を知り、それぞれがそこに共通点を見出すのだった。

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『墓掃除』かぶらのたいたん

年に一度の墓掃除。
墓石から玉砂利まで、苔一つ残さずきれいに掃除する。

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7月期優秀作品

『カド爺』夜桜 酒造

イタズラばかりしていた夏休みの僕たち。101号室に住む爺さんからは怒られてばかりだった。30年ぶりに訪れた公園で見たものは・・・。

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『ヤッパ風呂が好き』広瀬厚氏

全自動洗体機なるものが開発され、発売と同時に大ヒット商品となった。風呂のないボロアパートにひとり暮らしていた石川五郎は、ある時会社で新人のOL達が自分のことを、臭い汚いと立ち話しているのを耳にした。それにショックを受けた彼は全自動洗体機の完備されたワンルームマンションへ引越した。

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『我が家のお掃除大作戦』萩野燕

東京から地元へと単身赴任で戻る『僕』を待っていたのは、妻と息子の武史と、小さな小さな新しい家族だった。命を育てる不安、思いがけなく始まるお掃除大作戦。たった週週間の出来事が息子を、そして『僕』を変えた。

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『球と台とヤスリ』室市雅則

私は朽ち果てそうな物置で薄汚れた球を見つけた。それを見ていると不思議なことに磨かずにはいられなくなってしまう。磨くと綺麗になるのだけど、球は数日後にはまた薄汚れている。再び磨く。また汚れる。また磨くを繰り返す。

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『夕立がゲリラ降雨に変わっても』春野 伊吹

祖母の初盆と一周忌が迫っている。生前の祖母の姿がよみがえる。住まいや生き方、自然環境さえ変わっていく中で、変わらない日本の「キレイ」はどこにあるのか。「キレイ」が発現する様子を、傍観者として、また、自分の中にも見出した一時の姿を表現した一遍。

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『箒』九(いちじく)

妊娠の報告をするため、実家に帰省した林山サトミ。新しい命を授かったことへの喜びがある一方、初めての妊娠に不安を感じている。その不安を母に伝えた次の日、目覚めると足元の壁に逆さまにした箒が立てられていた。それは、無口な父からのプレゼントだった。

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