洗剤・ハクリ剤製品について

ハクリ力だけでなく速効性、作業性、希釈倍率など、ハクリ剤に求められる特性により異なります。
また、中性タイプや増粘タイプのハクリ剤もあります。

油汚れに代表されるように、多くの汚れはpH値の高いアルカリ性洗剤が優れた洗浄力を発揮します。
しかし、酸性トイレクリーナーや鉄さびシミトリなどのように、酸性でなければ取れない汚れもあります。

“リンスフリー”とは「すすぎ不要」のことを言います。
洗剤およびハクリ剤におけるリンスフリータイプの製品は、表面洗浄もしくはハクリ作業後、水拭きなどリンスを行わなくともその後のワックスの仕上がりに影響しにくい特長をもっています。

誤飲の恐れがありますので、別の容器に小分けしないでください。
特に、アルミ缶は腐食によって破裂する恐れがありますので、絶対に小分けしないでください。
また、飲料用のPETボトルなどもボトルが割れて漏れる危険がありますので、小分けをしないでください。

洗剤は界面活性剤が主成分で用途や目的に応じて溶剤やアルカリ剤、酸剤などが併用されてます。
ハクリ剤は樹脂ワックスのハクリのみ目的とし、それに効果を発揮するアルカリ剤と溶剤が主成分になっています。
洗剤とハクリ剤を混ぜた場合、使用対象に予期せぬ悪影響を与える可能性がありますので、用途や目的に応じて使い分けてください。

通常の汚れであれば強力多目的洗剤の「NEWプロインパクト」をお試しください。
鉱物系油汚れであれば「グリスト1100」、動植物系油汚れであれば「グリスト1200」が効果的です。

「ジャスタブル」の使用をお勧めしていますが、使用前の水打ちと洗浄後のすすぎ洗いを行ってください。
他の床用洗剤でも水打ちとすすぎ洗いを行い、適正使用の範囲内であれば使用しても問題はありません。

「NEWプロインパクト」は希釈倍率を守り、使用前に洗浄対象の素材が変色、変質しないか目立たない場所で確認してから使用してください。
使用後は必ず、すすぎ洗い、あるいは水拭きを行ってください。

ハクリ作業の手順はこちらをご参照ください。
表面洗浄作業の手順はこちらをご参照ください。

濃いハクリ剤は樹脂ワックス膜をよく溶かしますが、はじきやすくなる、ハクリ汚水がドロドロになる、乾燥が速く床面で固まり易くなるなど作業性が悪化します。標準希釈倍率を基準に、製品裏書きに記載されている範囲で使用してください。

体質にもよりますが、肌荒れや皮膚の炎症を起こすことがありますので、必ずゴム手袋を着用して使用してください。